母岩に眠るアクアマリン
サイズ:約4.5cm x 3.0cm x 2.0cm
重さ:26.8g
特徴:アクアマリン原石、母岩(長石、白雲母)付き
産地:タプレジュン地区カンチェンジュンガ山イカブサンサブ地域産
グラム辺り:1260円
スパイキーのお勧め度:★★★★
※アクアマリンに関する記述は左側ナビのその他ヒマラヤ産天然石の解説にございます。
【 スパイキー解説 】
ヒマラヤのアクアマリン…その響きだけで心地よいです。 良いものは超高額となり、実はヨーロッパでも蒐集家の間では大人気です。 しかし中クラスの質のものになると以前より若干値段が下がっております。これは鉱山が広がった(鉱脈が発見された)ためだと思われます。 最近ではヒャクレイ地域での採掘も聞かれますが、真相のほどはわかりません。 産出量の少なさに採掘の困難さも加わり、相変わらず希少な事には変わりありません。
※ヒマラヤ産アクアマリンにはグレード表記を設けておりません。 産出量も圧倒的に少ない為、例が少ないということと多くの未確認情報がありますので、グレードの判別が困難です。 しかし単純に1.天然で色が濃い、2.透明度・透過性が高い、3.綺麗な6柱結晶であるほど良いものだとお考えください。 また現地でも産地により値段に差があるようですので、そのあたりも要調査事項となっております。 ※メルマガ第20号(11年5月末日発行もご参照ください)
母岩に抱かれて安らかに眠るアクアマリン、その雰囲気がしっとり癒し系です。 内部の透明度は抜群に良さそうなのですが、表面が少しだけすりガラス状です。 そのせいか優しい乳白水色に見えます。 大きな結晶の下側に2本の小さな結晶が見られますが、こちらも内部の透明度は高くて表面はすりガラス状、という全く同じ表情を持っております。 アクアマリンにはほとんどダメージも見られず、なかなかの良アクアマリンと言えるのではないでしょうか。
【 3つのマイナス要素 】
‐目立つマイナス点は特にありません。