白雲母の畑にアクアの花
サイズ:約5.0cm x 5.0cm x 4.5cm
重さ:88.5g
特徴:アクアマリン原石、母岩(長石、白雲母、石英)付き
産地:タプレジュン地区カンチェンジュンガ山イカブサンサブ地域産
グラム辺り:945円
スパイキーのお勧め度:★★★
※アクアマリンに関する記述は左側ナビのその他ヒマラヤ産天然石の解説にございます。
【 スパイキー解説 】
ヒマラヤのアクアマリン…その響きだけで心地よいです。 良いものは超高額となり、実はヨーロッパでも蒐集家の間では大人気です。 しかし中クラスの質のものになると以前より若干値段が下がっております。これは鉱山が広がった(鉱脈が発見された)ためだと思われます。 最近ではヒャクレイ地域での採掘も聞かれますが、真相のほどはわかりません。 産出量の少なさに採掘の困難さも加わり、相変わらず希少な事には変わりありません。
※ヒマラヤ産アクアマリンにはグレード表記を設けておりません。 産出量も圧倒的に少ない為、例が少ないということと多くの未確認情報がありますので、グレードの判別が困難です。 しかし単純に1.天然で色が濃い、2.透明度・透過性が高い、3.綺麗な6柱結晶であるほど良いものだとお考えください。 また現地でも産地により値段に差があるようですので、そのあたりも要調査事項となっております。 ※メルマガ第20号(11年5月末日発行もご参照ください)
これは面白くてユニーク!白雲母の畑の中にアクアマリンの花が咲きました。 アクアマリンと言うとどうしても指輪や綺麗にファセットされた宝石を思い浮かべる人も多いでしょう。 こういった母岩付きの原石を見るとアクアマリンが鉱物であるということと際確認させられますよね。 このような所で育ったのか…と思いを馳せてみたくなるものです。 一枚一枚が活きの良い白雲母、これが宝石やトルマリンやらと融合しながらアクアマリンを育みました。 ちょうど90度に並んでいるアクアマリンですが、なかなか透明度も高く、結晶の形も綺麗です。 例えばこの母岩からポロッと外れると、それがペンダント加工されるわけですが、もちろんこのように素晴らしい母岩付きのアクアマリンを故意に引き剥がすことはありません。 これでこそ鉱物コレクションなのです。 ほとんどが母岩の為、グラム単価も抑え目にしておきました。
【 3つのマイナス要素 】
‐白雲母は脆い鉱物です。 剥がれがちですので、お取り扱いにはご注意ください。