一本一本の存在感
サイズ:約5.5cm x 5.0cmx奥行4.5cm
重さ: 55.5g
特徴:クラスター(群生水晶)、霧状のもや
産地:タプレジュン地区カンチェンジュンガ山ロダンタール地域産
グラム辺り:147円
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
ガネーシュヒマールほどの際立った特徴は無くても比較的廉価であるということと産地的人気でカンチェンジュンガ産ヒマラヤ水晶の知名度は高いのですが、最近めっきり見かけなくなりました。 しかしロダンタールの潜在鉱床は非常に大きいことが知られており、推定埋蔵量も多いといわれております。 原因は水晶が無いのではなく、カトマンズに届かない事なのです。 国境線問題や毛派の介入(未だに農村部の商業は毛派の影響下にあります)等が言われておりますが、はっきりとした理由は当店も調査中です。 いずれにせよ、無いわけではないので問題が解決されて、また届くようになる事を願いましょう。 ということで2011年現在スパイキーパサルがペンダントに加工しているものも過去に入手したものや業者で見つけたストックからのものとなります。 カンチェンジュンガ産といえば角ばった形状にのっぺり面、内部にクラックや気泡を含むことが多く、他の鉱物のが含有は局なんに少ないのが特徴です。 ガネーシュヒマールのようなユニークさはありませんが、実直で誠実な…いわゆる「水晶」と聞いて連想する「水晶」そのものではないでしょうか。カンチェンジュンガの中腹にはパティバラと呼ばれるヒンドゥ教の寺院があり、聖地としても知られます。 おいしいお茶(イラムティー)の産地であることからも大地が綺麗だと言われます。 神聖で新鮮なる大地から生まれたカンチェンジュンガ産の水晶はケタ違いのパワーを持つなんて噂もありますが…真相やいかに!? ご自身でお確かめ下さい。
※こちらも最近入荷したものではなくストックしていたものです。 以降新しい水晶がカンチェンジュンガから入荷した際は同じクオリティでも値段が上がると思われます。
さずがに50グラムを越せば、「ミニ」クラスターとはいえ、随分な重みを感じます。 ずっしりと手のひらに響く事でしょう。 このクラスターの魅力は何と言っても一本一本が大きい事です。 現在追加されている12個のクラスターの中でも一番大きいでしょう。 その分はっきりとカンチェンらしさを見てとる事ができます。 角ばった形状に根元周辺に現れる霧状の靄、ポイント周辺は透明度が高く、硬質な輝きです。 どれも非常にカンチェン的です。 もう一つの魅力として座りが良い事ですね。 白雲母片岩の母岩が残っているので安定感があります。 座りの良さはつまりコレクションのしやすさ!?かもしれません。
【 3つのマイナス要素 】
‐クラスターですので、部分的に欠けや剥離の部分もございますがご了承ください。
‐大きな結晶のポイント面に比較的大きな剥離があります。 浅い剥離ではありますが、ダメージです。