マニア心をくすぐる母岩付
サイズ:約5.5cm x 5.0cm x 奥行8.0cm
重さ:102g
特徴: 角閃石、緑泥石、小さな結晶群、母岩付き
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域(恐らくはタンタブレ近隣と思われる産)
グラム辺り:210円
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
水晶はこんなに小さい、ほぼ母岩!? だからこそ良いのでしょう。 鉱物好きは概して水晶の母岩を見たいものなのです。 マニアな方にはたまらない母岩付きの水晶です。 綺麗に母岩を保ったまま持って来られる事は少ないですから、あまり無いですよね。 以前に仕入れたものですが、この当時は根元周辺に非常に鮮やかな角閃石が見られ、美しい緑泥が同時に内包されるものが産出しておりました。 ここ数年来なくなったので、その脈(もしくはポケット)を採り尽くしてしまったのではないかと思いますが、現行で働いている地域から来た事は間違いありません(恐らくタンタブレ近隣です) この美しい角閃石は金ルチルと間違えられても無理ありませんね。 角閃石にしては珍しい鮮やかな黄金色です。 散在する緑泥にも景色があります。 とにかくこの水晶のメインディッシュは母岩です。 このような環境でこの水晶は生まれたのか…と見ているだけで楽しい気分になりますね。 長石・角閃石(緑泥石も角閃石)、石英、雲母、ヘマタイト等が絶妙に混ざり合っております。 小さな水晶群も素敵です。 これって芸術ですよね。 母岩まで美しいと思ってしまうのは、もはや石の病に侵されたのかもしれません。 そこからしゅっと水晶が生えている…ああ、たまらない。 母岩が大きいので、少しグラム辺りの単価も安く設定しました。 鉱物好きさんに是非とも持っていって頂きたいです。
【 3つのマイナス要素 】
‐母岩の鉱物はポロポロと剥離してしまうものもありますのでご注意ください。