その水晶、上品にして優雅
サイズ: 約7.5cm x 3.5cm x 奥行2.2cm
重さ: 62.0g
特徴:毛状透角閃石、緑泥石
産地: ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域マンゲルマグリン鉱産
グラム辺り: 315円
スパイキーのお勧め度: ★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
完璧なまでの錐面と柱面、そして稜と先端。 ガネーシュヒマールらしいやや小太りなコロッと形状であり、これまたガネーシュヒマールらしい照りと艶の強さを持ちます。 テカテカテリテリな輝きは激しいモザイク構造面によるものなのです。 光に対して角度を付けながら写真を撮りましたので、くっきりと浮かび上がる縦線と条線が綺麗に見えるかと思います。 しかしそれでけではない。 そう、この水晶は輝きや照りも超一級品なのに内包物の美しさも超一級なのです。 こういう繊細毛並み状の内包物もヒマラヤ水晶独特のものですよね。 こちらはペガサス系の非常に繊細な毛状の内包物が舞っているのです。 これこそ「舞っている」に相応しく、優雅に上品に入り過ぎずに入っている感じです。 ちょっとした緑泥石も見られますが、点状に一面にのみ付着(内包)されております。 見るたびに「ああ、美しいな」とため息を漏らす事でしょう。 照り良し艶良し形良し、内包物良し、通信簿は4と5のみでしょうね。
【 3つのマイナス要素 】
‐錐面下に薄い剥離痕がありますが気になるほどではありません。