Dark of the Dark
サイズ:約4.8cm x 2.8cm x 奥行2.1cm
重さ:31.6g
特徴:ダークスモーキー
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山東側のラスワ地区産
グラム辺り:315円
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
こちらは2013年初夏に入荷したてほやほや、ラスワ地区産のスモーキークォーツです。 ラスワはダディンの東の隣になりますが、ダディンの西隣はゴルカ地区。 ダディンを挟んで両隣に似たようなスモーキークォーツが出るという謎。 それなのにダディン(一重にガネーシュヒマールと括られがちですが)ではさしてスモーキーの産出が無いのですよね。 …まあその辺りの見解は後々のメルマガ裏話にでも記載します。
こちらもラスワ産なのです。 私が見た限りではかなり濃いダークスモーキータイプも産出し、013番014番の様なオーソドックスな色合いのスモーキーも産出するようです。 逆に色合いが薄いライトカラーは少ないような…。 一概には言えませんが、山岳鉱脈では標高が上がるほど色が濃くなる傾向にあります。 はたしてこの濃いタイプだけ脈が違うのか、、、その辺りはまだ詳細不明です。
兎に角「濃かろう良かろう」というわけではないのですが、この濃さは嬉しい。 これが天然なのだから尚嬉しい。 何度も言いますが、濃くなればなるほど結晶も崩壊しがちになり、この濃さを持って美しい面と線とポイントを保っている事が奇跡的なのです。 また濃くなればなるほど面の艶やかさも失われてゆく傾向にあります。 こちらのダークスモーキーも面の半分ほどは光沢感があり、残りの半分ほどは降り注ぎによりマットになっております。 この濃さなのですが、光に翳せば一応光が通るのです。 ということで敢えてモリオンとは呼ばずにダークスモーキーと言っておきましょうか。
【 3つのマイナス要素 】
‐面の一部に貝殻状の剥離痕(ダメージ)がございます。