隕石衝突
サイズ:約7cm x 5.5cm x 奥行4cm
重さ:127g
特徴:緑泥石、透角閃石(針金形状)、穴あき、黒い内包物(恐らく黒雲母)、スケルトン水晶、
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域ラプチェ・クプチェ周辺(?)
グラム辺り:315円(円高283.5円)
スパイキーのお勧め度:★★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
芸術は爆発です!隕石が衝突です!神の領域です! 始めに宣言しておきますが、こういう水晶は私の個人的な大の好みでもありますので、お勧め★5付けてしまっております。 どこから解説していいやら難しいところですが、まずは緑泥を見てみましょう。 鮮やかで動きが見える、典型的に美しいタイプの緑泥です。 モクモク緑泥は見ているだけで元気になっちゃいますね。 根元周辺には、これまたヒマラヤ水晶の内包物に多い典型的な角閃石の針金形状です。 薄い黄色から透明にかけたような色合いのススキが上に向かって生えています。 んん、なんという上昇志向でしょうか。 ではこの水晶のハイライトのひとつ、貫通穴を見てみましょう。 ポイント面の向かって右側に斜めに走る線、これは表面のダメージではございません!内部です。 表面ツルツルです。 この部分は完全に空洞が出来ており、いわゆる穴あき水晶の状態になっております。 透明のトンネルのようなものですが、どのようにここに、空間が残されたのかはよくわかりません。 スケルトン形状を持つ水晶ですので、生成時の成長速度が関係しているのか、あるいは内包物(干渉物)が先に溶けてしまったのか…。 この貫通穴は正面の柱面にも見られますが、こちらは条線に対して並行です。 また、一つの面にアクチノライトが付着している部分がございます。 内包される事が多いアクチノライトが、このように貼りついているのも面白いところです。 そして最終的に着手すべきがこの黒い内包物です。 肉眼で確認する限りは、黒雲母の麟片結晶にみえるのですが、実はこの内包物が結構奥に入り込んでいるので、ルーペではピントを合わせることができません。 辛うじて見える表面が何となく黒雲母のそれとは違うようにも見えますので、恐らく黒雲母としか現状ではいえません。 いずれにせよ、この鉱物が先に生成してから水晶が生成したようです。 この黒い内包物は2つあるのですが、両方共の周辺に激しい亀裂(内部クラック)が見られます。 それがまるで隕石が衝突したかかのように見えるのでこの名前を付けました。 この部分は最高に面白いですね。 見所満載ですので1日中、いや1年中、100年中観察していても飽きることは無いでしょう。 ちょうど円高MAX時に仕入れたので、グラム単価から10%落としております(本来は40000円)。
【 3つのマイナス要素 】
‐裏面は大きく凹みがありますが、ダメージではなく天然のものです。
‐穴あき部分やスケルトン形状部分は脆いと思われますのでご注意ください。
‐付着鉱物は剥離しやすいのでご注意ください。











