ヒマラヤの黄昏時
サイズ:約8.0cm x 6.0cm x 奥行5.0cm
重さ:80.5g
特徴:酸化鉄付着、クラスター(群生水晶)
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ティプリン地域
グラム辺り:231円
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
仕入れ中にブログに登場したコレ、満を持して登場です。 流石に鮮やかな色ですので、写真が綺麗に撮れました。 このオレンジ・黄色に輝く様は神々しいとしか表現できません。 よくヒマラヤのゴールデンヒーラー等と呼ばれ、一部で人気の水晶ですが、このオレンジ色は酸化鉄が表面に付着して色づいたものです。 水晶が鉄分を含む溶液に浸されており、乾いて空気に触れたときに鉄分が酸化してオレンジ色に変色し、水晶表面に付着したものです。 普通はこの鉄分はシュウ酸に入れて、除去してしまうのですが、ここまで綺麗だとこの酸化鉄も芸術ですよね。 むしろこれはこのままでなくてはならないと思います。 その雄姿は夕暮れ時にオレンジ色に染まるヒマラヤそのものです。 私は実際にヒマラヤ山中5300m地点にまで登った事がございますが、その際に見た夕暮れ時の景色を鮮明に思い出しました。 ゴールデンヒーラーという名前は謎ですが、この手の水晶も捨てたもんじゃない。 驚かされました。 厳密には「特殊内包物」ではなく「特殊付着物」でしょうね。
【 3つのマイナス要素 】
‐付着している酸化鉄は強く擦るとオレンジ色が移りますのでご注意ください。