アメジスト水晶水入り
サイズ:約7.8cm x 1.5cmx奥行1.2cm
重さ: 20.2g
特徴:スケルタル形状、アメジスト水晶、水入り
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域【S】
グラム辺り:1050円
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
水晶の内包物でも一線を画するもの、それが水入り。 それこそ水晶生成時の液体が入っているわけですからその神秘性は抜群です。 ヒマラヤ山脈が上昇を開始したのが約4000万年-3500万年前と言われます。 マグマが冷えて水晶が析出を始めるわけですから、ヒマラヤ山脈が上昇を開始したその頃辺りから我らが水晶達が生まれ始めたのでしょうか。 つまりその頃の液体なのです。 飲んでみたら…不老不死でも得られるかも!? 覚悟があるなら水晶割って飲んでみて下さい。 …冗談ですけど。
冗談にならないのはこのお値段。 グラム単価を見てみて下さい。 高い。 仕方ないです、仕入れ値が高いのです。 なんちゃらの一つ覚えといってはいけないのですが、何故か現地の人間は水入りが高く売れると思いこんでおり、水が入っていそうな水晶は血眼になってバブルを探すのです。 そして誇らしげにこういうのです、「これ水入りだから高いよ」
しかしこちらは水入りの中でも、価値のある水入りではないでしょうか。 何しろ今では産出がほとんど無いアメジスト水晶タイプなのです。 旧鉱山ものですので、今となってはガネーシュヒマールのラパまではわかっていても厳密な脈の地域まではわかりません。 写真でもご覧頂ける通り、薄らライラック色なのがわかります。 アメジスト水晶は色が濃い事が非常に重要ですが、実際探してみればこのように色がわかるものは極端に少ない事に気が付くでしょう。 そして水晶の生成が劇的で早かった事がわかるスケルタル形状です。 この種の骸骨水晶は生成の際に液体を取り込みやすいので水入りである可能性が非常に高い種類の水晶です。 写真に←を振っておきましたのでバブルの場所が一目でわかると思います。 明らかに上の写真と下の写真ではバブルが移動していますね。 しかしバブルの動きは若干鈍いので、バブルを移動させる時は水晶を強めに振ってみて下さい。 高くても欲しくなってしまうのが、ヒマラヤ水晶の水入りです。 しかも希少な旧鉱山アメジスト水晶。 いかがでしょうか。
【 3つのマイナス要素 】
‐アメジスト水晶は光に弱いです。 太陽光や蛍光灯に長時間晒さないようご注意ください。
‐若干鋭利な部分や剥離面ございますのでお気を付け下さい。