後のせサクサック(笑)いいえ(爆)
サイズ: 8cm x 5.5cm
重さ: 214.0g
特徴: セプター水晶(変形)、スケルタル形状、エレスチアル、母岩、酸化鉄、緑泥石、クラスター
産地: ダディン地区ガネーシュヒマール山ティプリン地域産
仕入れた時期: 5年以上前
スパイキーのお勧め度: 秘蔵・マイコレはすべて★4以上にて記載しません。
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
【 スパイキー解説 】
なんですか、コレは。 水晶達が悪ふざけを始めたのですよね? こちらは秘蔵写真館にも掲載しておりましたのでご覧になられた方も多いはず。 もう笑っちゃうしかないです。 (笑)です。 いいえ、(笑)を越えて(爆)です。 爆笑です。 どうやったらこういう風に生成するのか。 考えれば考えるほど面白いのです。
しかしこれ、見れば見るほどわかるのですが緑泥石の小さな水晶の群生とボコッと乗っている若干アメジスト?スケルタルは明らかに別物です。 つまりは生成が2段階であり、セプターの原理の生成だと思われます。 まるで強制的に接着剤で付けたかのように上のセプター部分は異質ですよね。 小さな結晶群が生成したあとで再度水晶成分の供給があり、異様なセプターがくっついたのだと思われます(※秘蔵写真館にも記載がありますから探してみて下さい) 後のせサクサク、そいうことです。 あとからセプター部分がくっついちゃったのではないかと。 ついでに酸化鉄成分のオレンジ色もとても綺麗だと思いませんか。 こういうバカみたいに面白い水晶がヒマラヤ水晶だと思います。 売る気はあったのですよ、ええ、あったのです。 でも販売に至らなかったのはうーん、好みだからでしょうね。
【 3つのマイナス要素 】
‐小結晶群は細くて脆いですのでご注意下さい。 またセプター部分のくっついている箇所も弱いと思われます。 セプターキャップ周辺には負荷をかけない方が良いでしょう。