スーパーサイクロン
サイズ: 約14cm x 8cm x 奥行7cm
重さ: 526g
特徴: 透明の羽(抜け)、クローライト、酸化鉄(リモナイト)、雲母、虹
産地: ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域産
仕入れた時期: 10年以上前
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
【 スパイキー解説 】
むむむむ、これも最後の最後まで残るとは。 まあ高いですものね。 これはよく「旧鉱山内包物」と呼んでいたもので産出はかつての鉱山(恐らくはマンゲルマグリンエリア)で20年以上前になります。 まず始めに言っておきたいのは写真には映らない美しさがあるということ。 残念、本当に残念。 この内部のサイクロン感がまるで伝わらないのです。 こちらはなにやら透明の内包物のように見えますが、これはいわゆる「ぬけ」です。 この抜け方が非常に面白い。 そしてその抜けにクローライトやら雲母やら酸化鉄が複雑に入り込んだり混在したりしているわけです。 凄く不思議なのはこのシリーズはこれらの複合内包物がサイクロンのように水晶の中で渦を巻くのです。 が、その渦の激しさとは対照的に静かな水晶がすっぽりとサイクロンを包み込むのですよね。 表現できなくて悔しいですが凄いのです。 旧鉱山サイクロンシリーズで最も大きなもの、最後まで残りました。 現物を目の当たりにすればこのお値段ならば納得いただけるでしょう。
【 3つのマイナス要素 】
‐目立つマイナス点は特にありません。