全体像で完璧なひとつの風景
サイズ: 13cm x 9cm x 8cm
重さ: 563g
特徴: 緑泥石、角閃石、リモナイト(酸化鉄)、すりガラス状ミルキー、ショールトルマリン付着、母岩つき
産地: ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域産
仕入れた時期: 7年以上前
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
【 スパイキー解説 】
私個人的にはこれもすご~く好きだった原石のひとつです。 売れ残っちゃいました、そりゃそうですよね、高いですよね。 皆様正解です。 価値に見合わない高いヒマラヤ水晶を買ってはいけません。 あ、いや、これは良いのですよ(正価は高いと思いますが) なので半額以下に落としちゃいます。 どうでしょうか。 改めまして私はとても好きです。 なんというかこの「全体像」ですよ。 母岩から水晶の突起の仕方からリモナイトのオレンジから付着したショールトルマリンから何から何までこの全体像の為にあるように見えるのです。 結晶もほぼダメージが無く、ややすりガラス状ミルキーの中に見えるつぶつぶ緑泥石と角閃石がとても綺麗です。 表面はやや紋様形です(写真ではわかりませんが) そしてこの無骨な母岩。 白と黒とオレンジの具合が絶妙だと思いませんか。 ガネーシュヒマールのアルパイン鉱脈においては実はトルマリンの付着は珍しいのです(一見ショールのように見えてアクチノライトであることがほとんどです) この佇まいがすべて。 とても良いです。 是非この全体像をご覧頂きたい。
【 3つのマイナス要素 】
‐母岩に付着している鉱物は剥がれやすいのでお気をつけ下さい。