0.8カラットが魅せる奇跡
サイズ: バチカン下より1.2cm
重さ: 1.1g(ルビーサファイア0.8ct)
特徴: ファセットカットルビー(コランダム)、ブルーとのバイカラー
産地: ダディン地区ラパ地域ルニール鉱山産
銀タイプ: 18金ゴールドクラウントップ
使用頻度: 0回
仕入れた時期: 10年以上前
スパイキーのお勧め度: 秘蔵・マイコレはすべて★4以上にて記載しません。
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※マイコレ品はまさにマイコレクション出会ったため、中には数度使用したものもございます。 使用頻度をご覧の上、気になる方はご購入をお控え下さい。
【 スパイキー解説 】
いよいよ閉店が近づいてきた、これも出してしまうのですから。 ええ、もはや語りぐさ、伝説のガネーシュヒマール産ルビーサファイアとはこれのこと。 昔は良かった、それしか言えません。 そしてその過去の良さに縛られて先に進むことができないので辞めるのです。 恐らく現在までで産出したヒマラヤ産鉱物の中で最も市場価値があったであろうものがルニール鉱及びチュマール鉱のルビーサファイア(コランダム)でしょう。 もっと産出量があったとしたらもっと世界的に有名になっていたでしょうね。 だってこんなに美しいコランダム、他に無いですから。 紫を帯びた赤いルビーカラーにインディゴカラーの帯が走り、赤と青のバイカラーを生み出すのです。 ですので赤いルビーと青いサファイアで通称ルビーサファイアと呼ばれます。 これが富をもたらす神様であるガネーシュの山から産出したのですから因果なものです。
こちらは仕入れて10年以上、その当時は質の劣るものからこれに近い質のものまで探せば手に入ったものです。 80年代90年代には多くがヨーロッパに流れました。 2000年代初頭には採掘が終了しておりましたが、その後はますます入手困難となりました。 こちらは小さいながらも(0.8カラット)まさに宝石そのものの質を持ち、今まで産出したガネーシュヒマールのルビーサファイアでも最高クラスのものでしょう。 私もこれを「ヒマラヤではかつてこんなにも美しいものが産出したのだ」というサンプルとして所蔵していたわけですが、もう必要なくなりました。 あとは皆様がそれを伝えて下さい。 赤と青が織りなす奇跡、こんなものが産出した高度4200mの世界、格好良すぎると思いませんか。
【 3つのマイナス要素 】
‐18金ゴールド部分に小さなキズがありますが側面なので目立たないでしょう。