ヒカリキャッツ
サイズ:約30mm
重さ:52.5g
特徴:カット加工、レンズ効果、霧状のもや、内部層、極小の黒色内包物
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域
グラム辺り:420円
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
ヒマラヤ水晶の丸玉、「本物」は希少です! それはビーズと同様の理由で、カットできる限度と実際に売られている数に隔たりがあるからです。 詳しくはヒマラヤ水晶コラムもご参照ください。 それでは「本物」のヒマラヤ水晶を見分ける手立てはあるのか? 例えばガネーシュヒマール産特有の若干の色味や手削りの特徴等の基準はありますが、今のところ間違いないという方法はございません。 現地では非常に多くの「ヒマラヤ水晶丸玉」が売られておりますが、ほとんどがインドから削られてやってきたものです。 あまりに安いと思われるものは注意しましょう。 当店の丸玉に関してはほとんどのものは私も立ち合って現地で削っておりますが、どうやって「ヒマラヤ産」を保証するのかといわれるとどうすることもできません。 信頼しもらえれば有難い、といったところです。
ということで旧別館で出していたヒマラヤ水晶丸玉のコーナーですが、ようやく復活しました。 こちらは結構大きいです。 大きくなればなるほど靄や内部層が見られるようになるのは仕方がない事ですが、これが天然の証でもあるわけです。 よ~く見ると黒色の点状内包物も見られますので、写真を撮っておきました。 このようにもやや内部層が創り出す世界も美しいものですが、この水晶にはヒミツがあります。 何の秘密かって?それはヒカリキャッツです。 実はこの丸玉、中央を縦断するようにうっすらと層があります。 大きなクラックでもなければ、目に見えるどの白靄ではありませんので普段はほとんど透明です。 ところがうっすらと層が走っておりまして、その層が光を反射するとシラー現象のようにキャッツアイ効果に近いものを生み出すのです。 もちろんこれは偶々見えたものですし、内部インクルージョンによるものではありません。 しかしながらうっすらボワッと水晶の中央に猫目のように光が走る現象は神秘的なものです。 これは写真に撮れませんので、手にした方のみが楽しんでみて下さい。 ※写真では反射で白んでみえますが、現物は真透明です。
【 3つのマイナス要素 】
‐ごく一部にクラック層に入り込んだ研磨剤が見られますがご了承ください。
‐手で削っておりますので、正確には○ではないです。