珍!白黒共演
サイズ:約28mm
重さ:32.6g
特徴:カット加工、角閃石入り(ススキ)、霧状のもや
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域
グラム辺り:840円
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
こちらは緑泥や角閃石が内包されている疑う余地のない!?正真正銘のヒマラヤ水晶丸玉です。 しかし100%というにはまだ早い。 緑泥石や角閃石は水晶の内包物としては代表的であり、世界各地で緑泥入り水晶も産出します。 とはいえ、ヒマラヤ・ガネーシュヒマール産の緑泥や角閃石入りは内包状態や色などにも特徴があり、慣れてくれば比較的見分けやすいといえます。 その特徴や見分け方も、、、結局は経験によるものになってくると思います。
地味なようですが、見れば見るほどその珍しさを噛みしめることになります。 これはかなり珍しいです。 角閃石族はヒマラヤ水晶に内包される主要なグループですが、針金形状になったものの代表格が緑色のアクチノライト。 そしてススキ入りと呼んでいる透角閃石・トレモライトと更に繊細になったものを分けて呼んでいるアミアントです。 しかし中にはこのように異質で不思議な色合いを示すものもあるのです。 例えば鉄やアルミニウムのような他の要素を含有したり抜け落ちることにより色が変わるのでしょう。 見て下さい、こちらは白と黒が共演しております。 驚くべき事に一本で白と黒に分かれているものもあるではないですか! ええ?と眼を疑いたくなるほど半々に白黒です。 眼を疑いたくなるほどに真っ白と真っ黒なのです。 この魅力、わかる人にはわかるはず。内包物ファン必見の丸玉です。 この良さ、果たして写真で伝わっているでしょうか。
【 3つのマイナス要素 】
‐ごく一部にクラック層に入り込んだ研磨剤が見られますがご了承ください。
‐手で削っておりますので、正確には○ではないです。