アメジストスケルタル
サイズ:バチカン下より 5.0cm
重さ:21.4g
特徴:アメジスト水晶、スケルトン水晶、ウィンドウ水晶
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域産
銀タイプ:マントラデザイン
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
スパイキーパサル入魂の作、新登場のマントラ(真言)トップデザインです。 インド・ネパール・チベットの雑貨や細工で「オムマニペメフム」というサンスクリット語で経文の刻まれたアクセサリーや雑貨を目にすることは多いかと思いますが、スパイキーは何処にでもあるものは作りません。 こちらはランジャナ文字というチベット語系に属する文字で書かれた「オムマニペメフム」なのです。 このランジャナ文字はネワール族という族の言葉ですが、現在では話し言葉は生きておりますが、読み書きできる人間はほとんどおりません。 存亡が危ぶまれる言葉の一つですが、そんな民族の文化と歴史の詰まった文字をペンダントのデザインにしました。 こちらの文字は何とすべて手彫りです。 一つ一つの文字を透かし彫りの技法で彫りだしているのです(ネワールの銀細工師も文字は書けないので、書物から文字を書き写ししております) なんという技術でしょうか。 非常に手が込んでおり、時間の掛かる作業ですので工賃も高いです。 また、マントラトップには大きな原石を使用することが多いので、使用する銀もおのずと多くなります。 通常のペンダントよりも少々お値段が高いのですが、技術料だと思ってご理解頂けると幸いです。 ペンダントとしても物凄く格好良いです。
「ヒマラヤ水晶らしさ」漂うアメジストスケルタル水晶がマントラデザイン一番手として登場しました。 地殻活動の激しいアルパインベイン系鉱脈において産出しがちなアメジストタイプの水晶は同時にスケルトン(スケルタル・骸骨とも呼ばれる)形状でもあります。 水晶の生成が急激であると面の形成が追い付かずに骨格だけが先に生成してこのようなスケルタル形状になると考えられています。 ぱっと見た目は「何これ?ダメージ?壊れちゃってるんじゃないの?」と思われがちなのですが、これはすべて生成過程で起こった現象を体に刻んだものであり、ダメージではなく天然なのです。 こういう形状ほど見れば見るほど味わい深いものなのです。 ポイント面のスケルタル形状による凹部分は、ウインドクリスタルとも呼ばれますが、まさに「窓」のようですね。 写真からもうっすらと色づくアメジスト色が確認できるかと思いますが、これはアメジスト水晶です。 ほんのりピンクに色づいている程度ではありますが、肉眼でも色みはおわかり頂けると思います。 いわゆる無色透明な水晶と並べると更にわかりやすいでしょう。 現地の文化とヒマラヤ水晶らしい水晶が融合した秀逸なペンダントに仕上がりました。 最強カッコいいです。
【 3つのマイナス要素 】
‐銀細工の一部に研磨剤(赤色)が残っておりますが、そのうち取れますので無理に取らないで下さい。
‐アメジストは強い光で退色の可能性もありますので、直射日光の当たらない所で保管して下さい。