真言ゴールデンヒーラー
サイズ:バチカン下より 3.7cm
重さ:14.6g
特徴:ゴールデンヒーラー(鉄やマンガン等の蒸着)、虹、黒い点状の付着鉱物
産地:アンナプルナ地区ラムジュン・ラルケイ地域産
銀タイプ:マントラ(真言)デザイン
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
スパイキーパサル入魂の作、新登場のマントラ(真言)トップデザインです。 インド・ネパール・チベットの雑貨や細工で「オムマニペメフム」というサンスクリット語で経文の刻まれたアクセサリーや雑貨を目にすることは多いかと思いますが、スパイキーは何処にでもあるものは作りません。 こちらはランジャナ文字というチベット語系に属する文字で書かれた「オムマニペメフム」なのです。 このランジャナ文字はネワール族という族の言葉ですが、現在では話し言葉は生きておりますが、読み書きできる人間はほとんどおりません。 存亡が危ぶまれる言葉の一つですが、そんな民族の文化と歴史の詰まった文字をペンダントのデザインにしました。 こちらの文字は何とすべて手彫りです。 一つ一つの文字を透かし彫りの技法で彫りだしているのです(ネワールの銀細工師も文字は書けないので、書物から文字を書き写ししております) なんという技術でしょうか。 非常に手が込んでおり、時間の掛かる作業ですので工賃も高いです。 また、マントラトップには大きな原石を使用することが多いので、使用する銀もおのずと多くなります。 通常のペンダントよりも少々お値段が高いのですが、技術料だと思ってご理解頂けると幸いです。 ペンダントとしても物凄く格好良いです。
いつものマントラデザインペンダントに比べるとやや小ぶりな仕上がり。 いつものペンダントより気持ち大きいくらいでしょうか。 このくらいの大きさのほうが文字と銀キャップのバランスが良いようにも見えますね。 こちらは新産地であるアンナプルナの一角であるラムジュン・ラルケイという地域からやってきたゴールデンヒーラータイプの水晶です。 鉄分やマンガンの蒸着により、うっすらと水晶が黄色に輝いているのがおわかり頂けるでしょうか。 これがゴールデンヒーラーという名前の由縁なのでしょう。 そして鉄分やマンガンの油膜によって表面に薄く「層」が出来る事により、その層に虹が浮かび上がるのがゴールデンヒーラーの特徴であり、ハイライトであるのです。 虹が見える角度で撮った写真がありますが、おわかり頂けるでしょうか。 確かに優しい黄色と浮かび上がる虹にはヒーリング効果があるような!? 新産地はいつ来なくなるかわかりませんので、産地蒐集している方は早めに手に入れておいた方が良いでしょう。
【 3つのマイナス要素 】
‐頂点は各んできますが、ポイントから下に3mmほど剥離しております。