緑閃漂う
サイズ:バチカン下より 3.8cm
重さ:12.0g
特徴:緑閃石入り、緑泥石入り
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域産
銀タイプ:マントラ(真言)デザイン
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
スパイキーパサル入魂の作、新登場のマントラ(真言)トップデザインです。 インド・ネパール・チベットの雑貨や細工で「オムマニペメフム」というサンスクリット語で経文の刻まれたアクセサリーや雑貨を目にすることは多いかと思いますが、スパイキーは何処にでもあるものは作りません。 こちらはランジャナ文字というチベット語系に属する文字で書かれた「オムマニペメフム」なのです。 このランジャナ文字はネワール族という族の言葉ですが、現在では話し言葉は生きておりますが、読み書きできる人間はほとんどおりません。 存亡が危ぶまれる言葉の一つですが、そんな民族の文化と歴史の詰まった文字をペンダントのデザインにしました。 こちらの文字は何とすべて手彫りです。 一つ一つの文字を透かし彫りの技法で彫りだしているのです(ネワールの銀細工師も文字は書けないので、書物から文字を書き写ししております) なんという技術でしょうか。 非常に手が込んでおり、時間の掛かる作業ですので工賃も高いです。 また、マントラトップには大きな原石を使用することが多いので、使用する銀もおのずと多くなります。 通常のペンダントよりも少々お値段が高いのですが、技術料だと思ってご理解頂けると幸いです。 ペンダントとしても物凄く格好良いです。
マントラトップシリーズの中では最小かもしれませんが、山椒は小粒でもピリリと辛いものなのです。 こちらはアクチノライト(緑閃石)入りになりますが、古い原石を使ったものです。 透明度が高く条線が激しい水晶に一筋、二筋、三筋と内包されたアクチノライト。 散在しているだけに1本1本が目立ちます。 ポイント周辺には緑泥の散在と若干の降り注ぎも見られます。 緑泥石と緑閃石が散在・浮遊している様って本当に絵になりますよね。 ヒマラヤ水晶っぽいです。 小ぶりですのでペンダントとしても身に着けやすく、日常着けも可能かと思います。 オムマニ真言とアクチノを胸に輝かせましょう。
【 3つのマイナス要素 】
‐先端近くにペンダントを作る際の赤いマーカーが残っておりますが、そのうち薄くなります。
‐小さな結晶が付着していたと思われる凹みがあります。