紅葉する緑泥石
サイズ:バチカン下より 6.0cm
重さ:30.2g
特徴:緑泥石、透閃石
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域タンタブレ鉱産
銀タイプ:マントラ(真言)デザイン
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
スパイキーパサル入魂の作、マントラ(真言)トップデザインです。 インド・ネパール・チベットの雑貨や細工で「オムマニペメフム」というサンスクリット語で経文の刻まれたアクセサリーや雑貨を目にすることは多いかと思いますが、スパイキーは何処にでもあるものは作りません。 こちらはランジャナ文字というチベット語系に属する文字で書かれた「オムマニペメフム」なのです。 このランジャナ文字はネワール族という族の言葉ですが、現在では話し言葉は生きておりますが、読み書きできる人間はほとんどおりません。 存亡が危ぶまれる言葉の一つですが、そんな民族の文化と歴史の詰まった文字をペンダントのデザインにしました。 こちらの文字は何とすべて手彫りです。 一つ一つの文字を透かし彫りの技法で彫りだしているのです(ネワールの銀細工師も文字は書けないので、書物から文字を書き写ししております) なんという技術でしょうか。 非常に手が込んでおり、時間の掛かる作業ですので工賃も高いです。 また、マントラトップには大きな原石を使用することが多いので、使用する銀もおのずと多くなります。 通常のペンダントよりも少々お値段が高いのですが、技術料だと思ってご理解頂けると幸いです。 ペンダントとしても物凄く格好良いです。
この風景が素晴らしいと思いませんか。 緑泥石が黄色い炎で燃えあがっているのです。 とても立体的で奥行きがあると言いましょうか、その景色は紅葉した山のように見えてきます。 紅葉の山の奥には深い緑の山。 このコントラストがたまりません。 これが内包物の創り出す世界の面白さだな、とつくづく感じてしまいます。 表面がややすりガラス状でミルキー掛っておりますので、霧のようにボワッと浮かび上がっているのも魅力的ですね。 かなり大きいのでマントラトップで格好よく仕上げました。 胸元で重すぎるほどの存在感を誇示して下さい。
【 3つのマイナス要素 】
‐強いて言うならばかなり重いです。