On top of the ブラウンマウンテン
サイズ:バチカン下より 4.6cm
重さ:20.5g
特徴:緑泥石(茶色)、透閃石
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域マンゲルマグリン鉱産
銀タイプ:マントラ(真言)デザイン
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
スパイキーパサル入魂の作、マントラ(真言)トップデザインです。 インド・ネパール・チベットの雑貨や細工で「オムマニペメフム」というサンスクリット語で経文の刻まれたアクセサリーや雑貨を目にすることは多いかと思いますが、スパイキーは何処にでもあるものは作りません。 こちらはランジャナ文字というチベット語系に属する文字で書かれた「オムマニペメフム」なのです。 このランジャナ文字はネワール族という族の言葉ですが、現在では話し言葉は生きておりますが、読み書きできる人間はほとんどおりません。 存亡が危ぶまれる言葉の一つですが、そんな民族の文化と歴史の詰まった文字をペンダントのデザインにしました。 こちらの文字は何とすべて手彫りです。 一つ一つの文字を透かし彫りの技法で彫りだしているのです(ネワールの銀細工師も文字は書けないので、書物から文字を書き写ししております) なんという技術でしょうか。 非常に手が込んでおり、時間の掛かる作業ですので工賃も高いです。 また、マントラトップには大きな原石を使用することが多いので、使用する銀もおのずと多くなります。 通常のペンダントよりも少々お値段が高いのですが、技術料だと思ってご理解頂けると幸いです。 ペンダントとしても物凄く格好良いです。
ぬぬぬぬぬ、これも遂に出しちゃいます。 作ったのは随分以前です。 3年か4年前です。 見て下さい、こんなにモコモコでこんもりな茶色い緑泥石を見たことがありますか。 茶色い緑泥石は時々ありますが、ここまでこんもりとしっかりしており、しかも透明度の高い水晶の中にくっきりと入っているパターンはなかなか見ませんよね。 マンゲル・マグリン鉱山で産出するのですが、茶色い緑泥が見られる場合は必ず繊細で白い透閃石も付帯します。 こちらも通例に違わず。 よく見るとこんもりマウンテンの周りに透明な糸の如く繊細な透閃石が舞っているのが写真でも確認できるでしょう。 それがまた美しい。 かなり珍しいケースですし、見た目の存在感も抜群なので出すに出せずに出し惜しみしておりました。 マントラトップですし、これ、行っといた方がいいですよね。
【 3つのマイナス要素 】
‐目立つマイナス点は特にありません。