白ターラの涙
サイズ:バチカン下より 3.2cm
重さ:9.5g
特徴:透明水晶、レンズ効果、カット加工
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山産
銀タイプ:涙型用デザイン
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
観音菩薩の流した慈悲の涙からやがて蓮の花が咲き、その蓮からターラ菩薩という女神が生まれたという伝説があります。 右目からは白ターラ、左からは緑ターラが誕生するのです。 ターラ菩薩への信仰が隆盛を極めたのが後期密教であるということと、空海や最澄が活躍した800年の頃の世の中は男性優位社会であり、女性の裸像が受け入れられなかったという歴史的背景もあり、日本の仏像界には仲間入りしなかったターラ菩薩。 しかしながら最近では絶大な人気となってきております。 …と仏像の話になるときりがなくなるのでそれは置いておきましょう。
まさにその伝説を髣髴させる、美しき白ターラを生み出した観音様の慈悲の涙のようなのです。 限りなく透明な涙ですが、内部には霧状のもやや層もほとんど見られません。 しかしとろっとした甘みや程よい照りがあり、ガネーシュヒマール産らしい雰囲気を持っております。 なかなか大きめな涙型ですので、存在感も抜群です。 シンプルながらもお洒落に仕上げた銀細工も自信作です。 このデザインであれば、男性・女性共に格好良く着けこなせるのではないでしょうか。 それにしてもピントが合い難く、写真が撮りづらかったです。
【 3つのマイナス要素 】
‐表面にうっすらスクラッチ傷がありますが、凝視しないとわからない程度です。