凌駕する力
サイズ:バチカン下より 7.0cm
重さ:33.6g
特徴:3色の角閃石、緑泥石
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域産
銀タイプ:ダブルナーガ
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
大きすぎますよ。 見て下さい、7センチに33.6グラム。 これを着けたらかなり重いです。 重さなんてお構いなし、という方、是非着けて下さい。 そうでなければコレクション用にして下さい。 最初にお断りしておきますが、石の価格は基本的にグラム数です。 それに質や希少性でグラム単価が決まりますが、大きなものはどうしても高くなってしまうという事をご了承ください。 圧倒的な存在感と圧倒的な迫力。 その姿はあまりに力強く、すべてを凌駕してゆく推進力があります。 威風堂々、まっすぐに突き進む姿こそが王者らしい。
さて、この水晶の内包物も例に違わず角閃石であります。 ヒマラヤ水晶を長く見ると気が付きますが、ヒマラヤ水晶の内部世界は非常にバラエティ豊かですが、ほとんどのものは同じ鉱物の違った姿なのです。 こちらの三色角閃石タイプ、随分昔からヒマラヤ水晶を見ている方であれば懐かしさを覚えるかもしれません。 6年7年ほど前にまとまって採れた地域の水晶です(村人が地域の名前を明かさないのでわかりませんがタンボール周辺と思われる) また掘りだしたのかもしれませんが、全部で数キロしか無かったので再度脈を漁って何とか残りを掘りだしたのではないかと推測しております。 単発これきりでしょうね。 しかしここの内包物は迫力が凄い。 太い針金形状内包物がぎっしり。 しかもその針金形状が黄色・黒・白と3色に渡って見られるのです。 これを見ると改めて「ヒマラヤ水晶ってすごい」と思います。 秘蔵写真館にも同じタイプの原石が掲載されておりますが、同じ地域から来たものなのです。 ダブルナーガで銀座区も水晶に負けておりません。 威風堂々と着けこなして下さい。
【 3つのマイナス要素 】
‐裏面の一部は不透明でざらざらしております。
‐かなりの大きさですのでペンダントとして身に着けると重さを感じるでしょう。