形状の面白さ、極まれり
サイズ:バチカン下より 2.7cm
重さ:3.3g
特徴:インナーセプター(リバースセプター)、成長干渉、トリシュル(3連)水晶、ブラウンの緑泥石、チタナイト(楔石)付着
産地:ダディン地区ガネーシュヒマール山ラパ地域タンタブレ鉱産
銀タイプ:カーロジャリ(透かし彫り)
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
いや~、面白のがやってきた。 これこそが特殊な形状の醍醐味。 こんなに小さいですが、ピリリと辛さが効いています。 注目なのは中央の水晶ですが、まさしく仏塔のような段差により上部が細くなっております。 これ、王杓のような形をするセプターの相対の形なのでインナーセプター、リバースセプターと呼ばれがちですが、よくよく見ると干渉によるものだとわかります。 生成・成長の仕方は全く違うわけですね。 しかし干渉後のポイント周辺だけやたらと透明度が高く、凛とした表情なのも面白いです。 さらには3つ子のトリシュル(シヴァ神の持つ三又の槍)タイプ。 緑泥石が秋色ブラウンなところもピリリと効いています。 裏面には楔石が付着しております。 銀細工のデザインも雰囲気と非常によく合っており、ペンダントとしての完成度も高いです。 が、細いので観賞用目的として…あまり着けない方がいいです。 ペンダントとしてコレクションし、ペンダントとして身に着けないで下さい。 なんじゃそりゃっ! 私個人的にもかなり気に入っております。
【 3つのマイナス要素 】
‐細いので(特に中央先端)剥離や折れの危険性も否めません。 主に観賞用とすることをお勧め致します。