極上羊眼天珠
サイズ: ビーズ可動式(40cm~65cm)
ビーズ部分の大きさ: 上部ビーズまで2.2cm
重さ: 4.8g
特徴:白縞瑪瑙(白縞瑪瑙を縞に沿って眼状に美しく削ったもの)、ルックミ、羊眼天珠と呼ばれる
産地: インド産縞瑪瑙がインドで削られたもの(※アンティークではありません)
ビーズ仕様: ルックミx1、シルバービーズx1、真鍮ビーズ(下部の留めに使用)
紐色: 黒
スパイキーのお勧め度: ★★★★
※わからない言葉等がございましたら、ヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
またまたスパイキーパサルに新しい不思議アイテムが加わりました。 こちらは「羊眼天珠Goat Eey Beads」「ルックミLukMik」と呼ばれるビーズで、白縞瑪瑙(オニキス)を縞目に沿って平円状に加工したものになります。 アゲート(色縞瑪瑙)の中でも白縞のものをオニキスと呼び、この羊眼天珠には好まれて白縞が使われる傾向にあります。 一説には天珠の元になったとの話もあり、このように天珠グループに入れられる事があります。 しかし天珠と呼ばずに敢えて「羊眼板珠」と呼ばれる事もあります。(※天珠・ジービーズは通常人工的な加工により白い模様を浮かび上がらせておりますが、羊眼天珠の白い模様は白縞メノウ特有の天然のものです。) 現地でも強力な魔よけの効果があるとされ、特にチベット人やチベット系民族には絶大な人気のあるものです。 確かにこの目に睨まれたら、、、悪霊も逃げ出してしまうかもしれません。
只今当店で扱っている羊眼天珠はアンティークものではございません。 古いものではなく十年ほど前にインドで削られたものを現地のとある取引業者が持っていたものです。 しかしこのようにぷっくりと膨れた平板状の形(コインがお餅のように膨らんだ感じ)に天然の白縞を目玉のように浮き出させるのは職人の大変な技術とセンスがいるようで、非常に高額で取引されるうえにほとんど出回っておりません。 加工できる職人も加工に適した白縞瑪瑙も少ないのだとか。 試しに検索してみて下さい。 只今扱っているようなものがなかなかヒットしない事に驚かれるかと思います。 ちなみに写真の最後によく出回っているチベット天眼石(目玉石・Eye Agateとも呼ばれる)を掲載しておきました。 よく「ルックミは天眼石ですか?」と聞かれますが、違うようです。 天眼石も縞瑪瑙のラインを利用して眼のようにカットしているものですが、根本的に加工が簡単で誰がどう削っても眼が出てくるそう。 うーん、やはりこのコインぷっくり型で眼が浮き出している事が珍しい(難しい)ということになるのでしょう。
私がざっと見た限りでは、当然のことながら1)眼がはっきりと丸い形をしている、2)ラインが美しい、3)白縞が幾層にも重なっている、4)うっすらブラウンを帯びている、等が質の高いものの基準になるようです。 ※私が見た数量も知識も豊富ではないのではっきりとした事は言えませんが。 とにかくコレ、面白いので持っておく価値はあると思います。
で、第一発目がこちら。 いきなり最高質で勝負です。 ご覧の通り、幾層にも重なる眼のライン、それこそ山羊の眼球のように白眼部分と黒眼部分と茶色い目の部分があります。 それが良い感じのグラデーションとなって、なんと魅力的な事でしょうか。 ここはシンプルにシルバービーズだけで仕上げました。 格好良いですよね。
【 3つのマイナス要素 】
‐目立つマイナス点は特にありません。