Himalayan Blue Ocean
腕回り:13.5-16.0cm向け
ゴムの長さ:強ゴム17.5cm
ゴムの太さ:1.0mm
重さ:21.0g(アクアマリン3.8g、サファイア1.2g)
ビーズ仕様:ヒマラヤ産アクアマリン天珠型x1、ヒマラヤ産サファイア天珠型x1、ヒマラヤ産マーブルアメジスト玉x2、ヒマラヤ水晶蓮玉x2、ヒマラヤ水晶透明玉各サイズx14
配列:シンメトリー(左右対象)
産地:各石の解説をご覧ください。
スパイキーのお勧め度:★★★★
サイズ調整:可(透明玉を加える等で調整可)
接着:あり
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビより取扱レア石の解説もご覧ください。 まだ解説に記載されていないレア石もございますが、順次解説を加えていく予定です。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左記ナビよりご参照ください。
【 スパイキー解説 】
峻嶮な山々からなるヒマラヤ山脈には海はありません。 しかしその名はヒマラヤンブルーオーシャン。 つまり「ヒマラヤの青い海」です。 カンチェンジュンガのペグマタイト地帯は標高4500m近くにあります。 海からは程遠い山中から採れるアクアマリン…良く考えたら不思議な感じがしますが、それならばヒマラヤの青い海と名付けても良いでしょう。 そのアクアマリンを中央に据えて「もしヒマラヤに海があったら」という無謀な想像をもとにヒマラヤの石のみでヒマラヤの海を創り出してみました。 白い山と青い空、荒涼とした土色の大地に海があったならば、それはあまりに神秘的に水色や青色、藍色紫色に輝く事でしょう。 水のうねりやさざ波も丸玉の大小で表現してみました。
当然驚きなのは、中央の4グラム弱のアクアマリンでしょう。 これはアクアマリンブレスレットのページに見られるサンタマリア継承とは違う原石から削っておりますが、これも原石の状態で非常に色が濃く、大きなものでした。 しかも透明度が高く、サンタマリア継承よりも透過性が高く、透き通っているのがご確認いただけると思います。 そのアクアマリンを挟むのがヒンドゥン産のマーブルアメジスト。 今では全く産出がありません。 この玉は私がこういう時の為に取っておいたものです。 もう数えるほどもありませんが、それらの玉も粒売り販売用ではありません。 そして対極にはタプレジュンのクプタールからやってきたヒマラヤンサファイアです。 こちらも現在は産出が無いようですが、スパイキーは現地に原石をストックしております。 タプレジュンのサファイアはごくごく稀に宝石質の青いサファイアが採れ、圧倒的多数なのが水色に少し紫色が差した矢車草のような色合いです。 この天珠のような紫色と藍色が強いタイプも比較的珍しいものになります。 そして配列することによりお洒落度が増すカービング蓮玉、サイズを大小混ぜることによって躍動感や自由を表現したヒマラヤ水晶透明玉です。 我ながらアクアマリンの魅力を最大限に引き出した配列だと思うのですが、如何でしょうか。
【 3つのマイナス要素 】
‐ゴムは1mmが通っておりますので非常に丈夫ですが、不安な場合はオベロンゴムに変更することも可能ですのでご相談ください。
‐サイズの調整が必要な場合は、透明玉で可能ですが、配列を崩さないためには2玉を足し引きするのが良いです。
‐アクアマリン天珠やサファイア天珠の表面にはうっすらクラックも見られますが、気になるほどではなく、強度に劣るものでもないでしょう。