レア色・赤紫出現
サイズ: 約5.0cm x 6.5cmx奥行4.0cm
重さ:149.0g
特徴: 天然サファイア原石、母岩(片麻岩)付き
産地: タプレジュン地区カンチェンジュンガ山クプタール(サファイアヒル)地域産
グラム辺り: 262.5円
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
こちらはなんとヒマラヤ産サファイアの母岩付き原石です。 昔はゴロゴロあったのですが、最近は母岩付きが手に入り難くなりました。 最近母岩付きは見ないと思いませんか? 今はこの地域で採掘が続いているのかいないのかよくわからない状況なのですが、基本的にストックされているものは母岩から剥離させてサファイア部分のみを取りだしたものばかりになります(母岩部分はその際に捨てられてしまうわけですが) だからこそ母岩付きで残っているものは今となっては希少なのです。 ちなみに母岩は広域変成岩帯に生ずる片麻岩であり、ガネーシュヒマールのルビーサファイアとは異なります。 しかもご覧の通り、スパイキーパサルの物はサファイアの形が綺麗で、結晶の量も多く、見た目も美しいものばかりを集めております。 ヨーロッパのサイトでこの手のヒマラヤ産母岩付きサファイア原石が数千ドル…というのを見ましたが、それよりは随分とリーズナブルになったかと思います。
こちらはこの地域産出のサファイアにおけるレア色、赤紫タイプです。 どうです、サファイア結晶を見ただけでそれが赤紫なのがわかるでしょう? サファイアブレスレットのコーナーにも赤タイプが少しだけ出ておりますが、このタイプの原石を削るとあのような玉ができるのです。 記載の通り全体の10%どころか数パーセント程度しかこの色はございません。 そして6角柱の美しさ。 まるで削ったかのように美しい結晶の形ですが削ったわけではございません。 その証拠に雲母やら微細な長石がサファイアにくっついたままです。 これはかなり珍品だと思います。 残り少ない母岩付きサファイアの中でも希少物といって過言でありませんね。 ヒマラヤコレクションにどうでしょうか。
【 3つのマイナス要素 】
‐立ち上がるようにボトム部分の母岩は平らに削られております。 また、丸みを帯びた曲線部分も軽く研磨されております。
‐片麻岩中の雲母などは剥離しやすいのでお気を付け下さい。