エースの帰還
サイズ: バチカン下より4.0cm
重さ: 25.5g
形状: 天然サファイア(コランダム)カット加工、ダイヤモンド研磨
産地:タプレジュン地区クプタール(サファイアヒル)鉱産
銀細工:豪華フィルグリ
スパイキーのお勧め度:★★★★
※ルビーサファイアに関する記述は左側ナビよりその他ヒマラヤ産天然石の解説にございます。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
こちらはタプレジュン地区のクプタールという地域からやってくるサファイアです。 サファイアが多く採れる石灰岩地域は通称「サファイアの丘」と呼ばれており、現在も細々と採掘があるようですが宝石質なものはありません。 ガネーシュヒマールのコランダムとは全く別の地域です。
今ではほとんど産出の無いサファイアヒルのヒマラヤ産サファイア、では何故スパイキーは今更手に入れることができたのでしょうか? 実は古いストックを持っていた村人を発見して買い占めたのです。 それらを2011年に私自身がカット工房へ持ち込み、表面研磨したりカボションカットを作ったものになります。 サファイアは非常に固い為、最後の研磨にはダイヤモンド研磨をおこなう場合もあり、カボション等の丸みを帯びた加工品は高額になります。
あの絶対的なエースが帰って来た。 いや…違うぞ。 015番とは一応別人です。 しかしながら同じ原石から半分に割って作った兄弟なのです。 どうりで瓜二つなわけですよね。 しかしこちらのほうがやや色が鮮明だと言えるでしょうか。 部分的に非常に青色がビビットな部分がありますよね。 これまた見ているだけで吸い込まれそうな神秘的な青色なのです。 やっぱりサファイアは青色ですよねぇ。 そしてこの大きさ。 かなりデカいです。 こんなに大きなカボション、もう削れることもないのでは?と思ってしまいますね。 もちろんその堂々たる貫録に合わせて銀細工も豪華に作り込んでおります。 しっかりたっぷり重厚にシルバーを使っております。 これぞスパイキーパサルな一本です。
【 3つのマイナス要素 】
‐目立つマイナス点は特にありません。