神龍
腕回り:フリーサイズ
重さ:38.2g
材質:シルバー925
スパイキーのお勧め度:★★★
サイズ調整:不可
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビよりネパール流アクセサリの解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
素晴らしいカービング(彫刻)の技術、仏教文化に由来した生命力溢れるデザイン、繊細かつ大胆な細工、想いのこもった商品、これこそがネパールが世界に誇ることの出来る手工芸品ではないでしょうか? 私の大のお気に入りであり、家族ぐるみでの付き合いあがあるサキャ姓一家の工房のものです。 この工房のものは独創性に富み、技術も他とは全く違います。 このカービングは薄い銀のプレートをカンカンと叩いて立体的な図法を浮き出させた後、彫刻を施していきます。 職人の心意気や誇り、そして想いがしっかりと形として現れているものです。 これは芸術作品です。 ブレスレットですが、作品として飾るだけでも十分に楽しめます。
こちらは神の使いとされる象をモチーフにしたデザイン。 中央の蓮の花に向かって2匹の象がパオーンと鼻を持ちあげている様子が見てとれます。 周りの唐草模様も立体的で繊細、アジア的雰囲気満点のブレスレットです。 これもカンカンと打ち出しながら彫刻を加えていくという独自の技術で手彫りされているものです。 この神象のデザインだけブレスレット自体が丸みを帯びて均一でない太さで作られております。 動きがあってお洒落ですね。
こちらはチべタンドラゴン、つまりチベット式の龍です。 チベット式というかアジア式。 西洋のドラゴンは体が恐竜のよう(爬虫類のよう)であり、東洋式のドラゴンは体が蛇のように長いのです。 迫力ある2匹の龍が中央の炎を中心に左右対称に描かれております。 向かって右側の龍の口の下には「打ち直し」の跡も見られます。 これまたハンドカービングらしさであり、ひとつの味ではないかと思います。 龍は象徴上は「上昇志向」です。 天に向かって昇る龍に相応しいですね。 ぐんぐん上に向かって突き進みたいものです。
銀はもちろん92.5%スターリングシルバーを使用。 最近は銀価格の高騰で、純度の薄いシルバーやケディアム銀(薬品による合成銀?)が多く出回っておりますが、この工房のものは絶対の信頼ができます。 仕入れ時にシルバーの値段が上がるたびに値上がりしていきますので、ご了承ください。 こちらの神龍ブレスは、数年前に仕入れていたものになります。 その当時に仕入れているものを以前のお値段で出しているものです。
【 3つのマイナス要素 】
‐脱着時は開閉が必要となりますが、あまり激しく開閉をすると銀が曲がってしまいます。 曲がってしまった銀は直すことはできませんのでご了承ください。 ゆっくりと広げて狭い隙間から脱着するように心がけましょう。
‐シルバーは酸化して黒くなりますので、時々シルバー磨きクロス等で磨いてあげて下さい。