驚愕の曲がりトルマリン
サイズ:約7.5cm x 2.0cm x 奥行2.0cm
重さ:47.5g
特徴:ショールトルマリン、長石、白雲母
産地:タプレジュン地区カンチェンジュンガ山イカブ・サンサブ・ロダンタール地域産
グラム辺り:420円
スパイキーのお勧め度:★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
カンチェンジュンガのショールトルマリンはほとんどがパティバラ寺院の周辺であるイカブ・サンサブ・ロダンタールという地域からやってきます。 同じペグマタイト鉱物であるアクアマリンと全く同じ場所で産出します。 昔は随分と多く産出したショールトルマリンですが、最近は激減の一途をたどっております。 あくまでも推測ですが、艶やかで形状が美しいショールトルマリンはカンチェンクロスと同様のかつての鉱山のものだったのではないでしょうか。
ベンドクリスタル(褶曲水晶)は時々見ますが、ベンドトルマリンですか!これは驚きますね。 緩やかに優しい弧を描いているのが写真でもおわかり頂ける事かと思います。 どうしてこのように曲がって成長したのでしょうか。 特に干渉物が近くに存在したようにもみえないのですが…。 ご覧いただける通り、曲がりに応じるように縦の線と垂直に交わる横の線がございます。 つまりまっすぐ伸びては方向を変え、まっすぐ伸びては方向を変え、、、と成長が数段階に渡っているようなのです。 これは珍品といえる面白トルマリンです。 もちろん黒光りする照り艶も非常に素晴らしく、所々で見られる白雲母もお洒落な演出です。 水晶より比重のあるトルマリンはずっしりと重たいです。 見た目以上の重量感を覚える事でしょう。
【 3つのマイナス要素 】
‐白雲母は剥離しやすいのでご注意ください。