特大芸術品
サイズ:約9.0cm x 4.0cm x 奥行5.0cm
重さ:273g
特徴:ショールトルマリン、長石、白雲母、水晶
産地:タプレジュン地区カンチェンジュンガ山イカブ・サンサブ・ロダンタール地域産
グラム辺り:315円
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
カンチェンジュンガのショールトルマリンはほとんどがパティバラ寺院の周辺であるイカブ・サンサブ・ロダンタールという地域からやってきます。 同じペグマタイト鉱物であるアクアマリンと全く同じ場所で産出します。 昔は随分と多く産出したショールトルマリンですが、最近は激減の一途をたどっております。 あくまでも推測ですが、艶やかで形状が美しいショールトルマリンはカンチェンクロスと同様のかつての鉱山のものだったのではないでしょうか。
デカイ!特大にでかい。 威風堂々、動かざること山の如しの貫録です。 大きくなると崩壊している部分が目立ちだしたり、照り艶に欠けてきたりと質が落ちていくものですが、こちらのショールトルマリンはそんなことは無いようです。 むしろ美しい繊維状の縦線や黒光りする照り艶は大きさに比例して増しているようにも思えるほど。 よくぞこんなに美しく大きく育ってくれました。 カンチェンジュンガの大地にお礼を言いたいですね。 更に注目は一緒についてきた水晶でしょう。 この地域のペグマタイト鉱床ではアクアマリン・トルマリン・水晶・ガーネットが同時に生成して、時に各々が同時に生成しますので、これも珍しい事ではありません。 しかし透明度があり、ダブルポイントの綺麗な水晶がくっつくのはレアケースといって良いでしょう。 白雲母の花畑も鉱物好きには堪らない魅力がありますね。 比重のあるトルマリンはこの大きさにして手にずっしりと心地よい重さが染みわたる感覚をお楽しみ頂ける事でしょう。
【 3つのマイナス要素 】
‐白雲母は剥離しやすいのでご注意ください。