マナンのようでファクアです。
サイズ:バチカン下より 1.7cm
重さ:3.2g
特徴:イエロートルマリンカボションカット加工、虹入り
産地:サンクワサバ地区ファクア鉱産
銀タイプ:ジャリ(透かし彫り)
スパイキーのお勧め度:★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビよりその他ヒマラヤ系鉱物解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
何故閉山の鉱山の石がスパイキーにはあるのかって? あるのです、これが古くから現地でやっている事の強みです。 原石のストックがいくつか残っているのです。 それにしても原石を削る度に、削り終わると意外と!?綺麗なカボションが現れることに驚かされます。 原石は塊状であまり綺麗にみえませんからね。 光に透かして「おっ、これ透明感あるな」程度がわかるくらいで、あとは削ってからのお楽しみなのです。
イエローといえばマナン産…と思いきやこちらは恐らくサンクワサバのファクア鉱産だと思われます。 イエローかと思いきや、よくよく見るとカボションの下部に薄いピンク色が見られるのがおわかり頂けるでしょうか? マナン産は単一黄色か黄色にブラウンが混ざる事はありますが、ピンクが混ざる事はありません(少なくとも私は見た事がありません) ということでこちらはピンク色とマルチカラーが産出するファクアでないかと判断しております。 淡いイエローピンクは見ていて儚い美しさを感じます。 その儚さがとても心地よいのです。 それにしてもトルマリンは綺麗に写真に写りませんね。 写真上は内部のクラックと靄が目立ってしまいますが、現物はそんなに気にならないはずなのです。 何とか現物をお見せしたいのですが…ご信頼頂くかご来店を。
※ヒマラヤ産トルマリンにはグレード表記を設けておりません。 トルマリンといえども、その種類が多すぎで一括にグレード表記できないことと、最も良質を産した伝説の鉱山ヒャクレイがすでに閉山であるため、グレードが意味を成しません。
【 3つのマイナス要素 】
‐表面にごく微量な研磨剤の付着が見られますが目立ちません。