青姫
腕回り: 13.8-15.8cm向け
ゴムの長さ: 17.8cm
ゴムの太さ: 強ゴム1ミリ
重さ: 16.4g
ビーズ仕様: デュモルチェライトインクォーツ10mm x 1玉、ヒマラヤ水晶8mm玉x21玉
産地: ブラジル産(ヒマラヤ水晶はガネーシュヒマール・ダディン地区産)
スパイキーのお勧め度:★★★★
デュモルチェライト質: ☆☆☆☆★
サイズ調整: 足し玉不可、引く事は可能です。
接着:なし(玉の中に結び目が隠されているだけです)
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビより取扱レア石の解説もご覧ください。 まだ解説に記載されていないレア石もございますが、順次解説を加えていく予定です。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左記ナビよりご参照ください。
【 スパイキー解説 】
デュモルチェライト(和名デュモルチェ石)自体は決して珍しい物ではありません。 世界の鉱物収集家を驚かせたのは、それが水晶と共生しており美しいブルーのインクルージョンとして水晶内部に存在していたからです。 水晶との共生はブラジルのバイア州のとある鉱山でのみ採掘され、現在のところ産出量も非常に少なく、今後も大きな産出は見込まれておりません。 基本的なグレード基準は他のインクルージョン水晶と大差ありません。 単純に綺麗であれば良いわけですが綺麗の条件は大まかに、1)水晶自体の透明感、
2)内包状態の美しさ、3)内包物の量と色、4)不純物の有無、になります。 つまり水晶自体に濁りやクラックが少なく、透明であること、内包物の色彩が鮮明で形状が美しいことです。 芝生状や針状のもので、鮮やかなインディゴブルーやコバルトブルーの内包物はまさに目を奪われる美しさです。 反対にグレーがかっっていたり、色が濁っている物は質が落ちるといえるでしょう。 稀にルチルが一緒に内包されていることがあり、ブルーとイエローのコントラストを見せてくれる物もございます。 これからある程度の量のデュモルチェライト入り水晶が市場に出回ります。 検索してそれらと比べてみるのが早いでしょう。 ちなみに削った業者曰く、最高質は全体の僅か3%だったとのことです。 皆様がお持ちのビーズはその3%ですか。
ということで以前は粒売りしていましたが、ブレス仕様で登場させてみました。 シンプルイズザベスト精神で、デュモルチェライトインクォーツは一粒だけ。 あとは透明玉8ミリで繋ぎました。 最近なんちゃってなヒマラヤ水晶も多い中、こちらはもちろんスパイキーパサルのヒマラヤ水晶です。 それにしても美しくて神秘的なデュモルチェライトですね。 鮮やかなコバルトブルーは芝生状、細やかに毛が立っております。 水晶の透明部分も透過性が高く、内包物の状態が生き生きと確認できます。 やや黄色を帯びた部分がありますね。 つまりルチル共生ってことです。 夏に向けても清涼感ある組み合わせでとても良いのではないでしょうか。
【 3つのマイナス要素 】
‐目立つマイナス点は特にありません。