猫目七(セブン)最強
サイズ: バチカン下より 2.5cm
重さ: 5.2g
形状: 天然レピドクロサイト・ゲーサイト入りスモーキークォーツカボションカット加工
産地: ブラジル・エスプリトサント州産
銀タイプ: ジャリ(透かし彫り)
スパイキーのお勧め度: ★★★★★
スーパーセブン質: ☆☆☆☆
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビよりレア石の解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
おいおいおい、まだこんなものを隠し持っていたなんて。 ええ、そうですよ。 これが猫目セブン史上最強のセブンキャッツです。 セブンキャッツは削られたのが3つか4つしかありませんでした。 これが最後にして最強なのです。 18番のセブンキャッツと同じ解説になりますが、私もびっくりしました。 こちらはもちろんエスプリトサント出身なのですが実は削ったのはネパールの工房です。 キャッツが出そうだというのをカット職人が見つけたので、キャッツが出るように削ったのです(キャッツアイの出る石を削る時はカボションの反対側をフラットに削らず丸みを付けたまま、裏面は研磨しません) どうです、見事にキャッツアイが出ているではありませんか。 中央に一本線が走ります。 スポットライトを当ててキャッツアイを撮影しましたがわかりますよね? 現物はもっとはっきりとキャッツが見えますから、太陽光にカボション面をあててみて下さい。 スーパーセブンキャッツアイ、とでも呼べばいいですかね。 キャッツアイの原因は恐らく超微細な内包物でしょう。 肉眼では見ぬほどの微細なレピドクロサイトのインクルージョンが散りばめられており、それが光を反射しているものと思われます。 ちなみにベースの水晶はスモーキークォーツ(なんとなくアメジスト混じり?)、肉眼で確認できる赤いレピドクロサイトがちらほら…見れば見るほど興味深いです。
特にコチラは一段と色が濃い上にキャッツ線があまりにくっきり。 しかしどうしたわけか太陽光下で撮った写真もキャッツ線がいまいちわかりませんよね。 非常に残念です。 それでも現物を見ればぐうの音も出ないほどに叩きのめされるでしょう。 キャッツ線の赤みを帯びた細かい輝きを是非ともご堪能頂きたいと思います。 自信を持って星を5つあげたいと思います。
【 3つのマイナス要素 】
‐目立つマイナス点は特にございません。