ロイヤルブルームーンストーンの最も綺麗なものをお見せします
サイズ: バチカン下より 1.3cm
重さ: 2.6g(ロイヤルブルームーンストーン1.2ct)
形状: 天然ラブラドライトカボションカット加工、ラブラドレッセンス
産地: 南インド
銀タイプ: シルバーx18金
スパイキーのお勧め度: ★★★★
ロイヤルブルームーンストーン質: ☆☆☆☆☆
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビよりレア石の解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
こちらは宝石質ロイヤルブルームーンストーン。 初めに注意書きですが、通称レインボームーンストーン・ブルームーンストーンと呼ばれる石は「ムーンストーン(月長石)」ではございません。 「ムーンストーン」とは長石の中でも特有の光学効果を見せるものを指す宝石名であり、こちらの「レインボームーンストーン又はロイヤルブルームーンストーン」は鉱物学上ではラブラドライト(曹灰長石)に属するものです(※ちなみに2015年現在ではラブラドライトも正式な鉱物名として使われなくなりましたが) コマーシャル目的としてロイヤルやらレインボーと言った冠を与えられたものですが、実際は「透明または半透明なラブラドライトであり、ラブラドレッセンス(虹色の光学効果)により虹色や青色が見られるラブラドライト」といったところでしょう。 ロイヤルブルームーンストーンやレインボームーンストーンという名前は誤った名前なのですが、この名前はすでに随分と広まってしまっている為、スパイキーパサルでも商業目的としてこの名前を使わせて頂いております。 レインボーが見えれば、レインボームーンストーン、ブルーが見えればロイヤルブルームーンストーンという理解で良いかと思います。 ※ややこしいですがブルームーンストーンと呼ばれる石はまた違うものになります。 何故この石がムーンストーンと呼ばれてしまったかには諸説ありますが、名前栄えしない(有名で無い)ラブラドライトよりも、名前栄えする(有名である)ムーンストーンの方が響きが良いから…というのが最もらしいと思います。 この意味不明な名前に興味をもたれた方は鉱物・宝石学の文献を漁ってみて下さい。 余談ですが今や「ロイヤルブルーレインボームーンストーン」と呼ばれる事もあるのだとか。 それは一体何色なんだい?
で、こちらは完膚なきまでの最高質ロイヤルブルームーンストーン。 もちろん今までに登場した001番や007番もとても質の良いものだったのですが、こちらはこの通り。 一寸の曇りも見られない。 本当に極上の部分だけを削り出したものです。 これを見ると、今まで見てきた曇りのあるレインボームーンストーンは何だったのかと思いますよね。 いや、あちらが圧倒的大多数なのですから、こちらがマイノリティです。 こんな綺麗なものがあるということを知っている人も少ないでしょう。 透明な中にボワンと浮かびあがる神秘の青色は観る者を必ず魅了します。 あまりの美しさにひとりニヤついてしまう事でしょう。 こちらは現地で仕入れる時もカラット単位です。 ち、な、み、に!こちらのペンダントを作ったのはもう7年も8年も前です。 まだゴールドの細工をしてもお値段がましだった頃に作ったので一部に18金が使われております。 今はもう金(ゴールド)では作りません。 …ということで蔵出し品といったら蔵出し品です。 いかがでしょう?
【 3つのマイナス要素 】
‐シルバーとゴールドの接合部分(写真向かって右下あたり)がやや潰れています。良く見なければわかりませんが、少し残念です。