優和なる六音字観音菩薩
サイズ: バチカン下より6.1cm
重さ: 69.0g
特徴: シルバー(純度92%以上)製オリジナル仏像(汎用型抜きではありません)
スパイキーのお勧め度: ★★★★★
※わからない言葉等がございましたら、左側ナビのヒマラヤ水晶の解説と用語解説もご覧ください。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め☆についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
こちらもみなさまならもうご存じ。 例のサキャ姓一家が作るオリジナル仏像です。 最近「手彫り」として出回っている型抜き汎用品ではありません。 むしろ「型抜き」の型に使われてしまっているのが彼らの彫刻する仏像なのです。 流出に怒った一家はほとんど仏像を作ることが無くなってしまいました。 昔は工房に所狭しと並んでいたシルバー仏像は今は1つ2つあるだけです。 最近では信用のおける業者や友人にしか売りに出さなくなりました。 彼らの仏像は何が違うって? 彫刻の細かさが違う。 ダイナミックさが違う。 お顔を見て下さい。 仏師が魂や心を込めているのがわかりますよね。
こちらは六音字観音という観音さまです。 カルチェリと呼ばれますが、観音菩薩の108体の顕在形のひとつです。 日本ではあまり馴染みのある観音様ではありませんが、現地ではこの顕在フォームの観音様が最もポピュラーと言えるでしょう。 オムマニパドメフムという有名なマントラがありますが、実はこのマントラは6つの音から構成されている、この観音様の為のマントラなのです。 4本の腕を持ち、2本は合掌、上部右手に数珠を持ち、上部左手には蓮を持ちます(蓮の一部が破損しております。 その為10%割引をしております。 不完全であるほど愛情が湧いてくるものだということでいかがでしょう) 綿密な彫刻ですが、これらはすべて手で打ち込んで作っております。 そしてお顔。 眠る様な優和で美しい姿は見ているだけで魂が洗われるかのようですね。 まさに慈悲の仏さまです。 どうか皆様、模倣品を買わずにオリジナルを買って下さい。
【 3つのマイナス要素 】
‐左手の蓮の一部が欠けております。 修復できませんが、これも趣ということでお楽しみ頂ければ幸いです。
‐シルバーはだんだん黒くなります。 シルバー磨きで磨いても凹の部分は磨ききれません。 だんだんと味が出てゆくのもシルバー仏像の面白さです。 磨きの溶液などに浸けるといぶし銀加工がすべて無くなってしまいますので、溶液には浸さないようご注意ください。