絶対的エース登場
サイズ: バチカン下より3.4cm
重さ: 23.8g
形状: 天然サファイアカボションカット加工・ダイヤモンド研磨
産地:タプレジュン地区クプタール(サファイアヒル)鉱産
銀細工:カボション用豪華銀細工
スパイキーのお勧め度:★★★★
※ルビーサファイアに関する記述は左側ナビよりその他ヒマラヤ産天然石の解説にございます。
※お勧め度★はグレード表記ではございません。 詳しくは左側ナビのお勧め★についてもご参照ください。
【 スパイキー解説 】
こちらはタプレジュン地区のクプタールという地域からやってくるサファイアです。 サファイアが多く採れる石灰岩地域は通称「サファイアの丘」と呼ばれており、現在も細々と採掘があるようですが宝石質なものはありません。 ガネーシュヒマールのコランダムとは全く別の地域です。
今ではほとんど産出の無いサファイアヒルのヒマラヤ産サファイア、では何故スパイキーは今更手に入れることができたのでしょうか? 実は古いストックを持っていた村人を発見して買い占めたのです。 それらを2011年に私自身がカット工房へ持ち込み、表面研磨したりカボションカットを作ったものになります。 サファイアは非常に固い為、最後の研磨にはダイヤモンド研磨をおこなう場合もあり、カボション等の丸みを帯びた加工品は高額になります。
遂にエースの登場。 これでもう大丈夫、どんな戦局だって一人で打開してくれるのがエースです。 そんな貫録。 誰が見ても誇り高く、誰もが感じるカリスマ性。 それがエースです。 すごいですね。 この大きさ、そしてこの青さ。 今まで削れた単体としては一番大きなものになるでしょう。 原石は平べったくて50-60グラム程度だったでしょうか。 それを2つに分けてカボションを作ったのです。 タプレジュンでの圧倒的な産出量を誇るのは青色が紫を帯びたタイプのもの。 このような純サファイアブルーはこの地域においては比較的に少ないと言えるでしょう。 しかし不思議な事に青色タイプの方が大きな原石が多い。 これはもしかすると青紫タイプと青タイプでは掘っている(掘っていた?)脈が違うのかもしれませんね。 このカボションの堂々たる大きさと色に応える為に堂々の豪華銀細工デザインを使いました。 こちらの銀細工は銀だけで13-14グラムほど。 でもこのカボションに薄い銀細工じゃ、みっともないですよね。 こういう時は妥協なしです。 このサファイア原石は少しだけ安く手に入れており、それを私自身がカット工房に持っていておりますので、このお値段で抑える事が出来たのですが…抑えたといってもご覧の通りのお値段です。 それでもご購入下さる方、堂々と大エースを着けこなしてやって下さい。
【 3つのマイナス要素 】
‐ペンダントとしては少々重いかもしれません。
‐表面には極小の傷等も見られますが、天然のものです。 ダメージではありません。